オリジナルTシャツを作ってくれる業者は、探してみるとたくさんあることが分かります。オンラインで注文できる業者なら、わざわざ店舗まで足を運ぶことがないので、頼みたいときにすぐに注文ができます。また見積もりのお願いや、お店の比較もしやすいです。Tシャツの種類やサイズ、枚数や使用する色の種類によっても見積り金額が変わってきます。そのため、いくつかのパターンで見積もりを比較するのも、オンラインの方が手軽です。
業者選びには、注文から商品到着までの間、随時確認のメールをくれるかが重要です。注文、データ入稿、データチェック、発送の重要工程の都度、確認メールを送信してくれる業者なら、進捗状況がわかり安心です。納期も想定しやすく予定が組みやすいでしょう。データチェック完了前であれば、デザインの差し替えやキャンセル可能の場合もあります。どのような工程で作られているかを確認しておくことも大切です。
2種類の印刷方法
業者にお願いすると、いくつかのプリント方式から選ぶことができます。オリジナルTシャツを作成するのに定番であるものが、シルクスクリーンプリントです。デザインの大きさに合わせた原版を作成したら、版画のように印刷します。使用する色それぞれに製版をしなければならないので、色の数が少ないデザインに向いています。印刷後は 時間が経っても色合いが変わることはありません。発色がよく、耐久性が強いのが特長です。
インクジェットプリントは、インクをTシャツに直接吹き付ける方法で印刷します。Tシャツのサイズが異なっていても、Tシャツにフィットするそれぞれのサイズでプリントすることができます。インクの数が多く、あらゆる色に対応できるので、たくさんの色を使ったデザインや写真のプリントにおすすめです。
熱転写プリントと昇華転写プリント
熱転写プリントは、専用のシートにデザインを印刷したものをTシャツに圧着します。直接印刷することによる発色のよさが特徴で、グラデーションや細かなデザインを現すことができます。インクジェットと同様、フルカラーですが、ドライ素材のTシャツには対応していないインクジェットと異なり、熱転写プリントは対応しています。専用の紙にデザインを印刷し、熱転写する昇華転写プリントは、化学反応によって気化したインクを繊維に直接染織するので、風合いが柔らかく仕上がります。インクの剥がれやひび割れがなく、洗濯に強いので色落ちもありません。色鮮やかなグラデーションや写真の表現が美しいです。